山形ビエンナーレ2024にて長沼孝三の作品が展示されます


2014年に始まり、2年ごとに開催されている「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」。今年で6回目を迎えるこの芸術祭に、長沼孝三の作品「東亜進軍」が展示されます。

 

今回の展示会場でもある蔵王は、戦時中に陸軍気象部による軍事研究が行われ、現在の気象観測の基礎が築かれた場所です。この歴史的な背景と共鳴する形で、大学本館7階「THE TOP」に長沼孝三の作品が展示されることになりました。

長沼孝三は戦時中に「軍需生産美術推進隊」の一員として炭鉱夫の像を制作したほか、オーストリア領事館職員だった坂部護郎との関わりから「東亜進軍」をはじめとする航空関連の作品も複数制作しました。

本作は、制作から長い年月を経て作品の状態に劣化が見られることから、所有者である長井市から東北芸術工科大学文化財保存修復センターに調査を依頼しているもので、この度はその過程での公開となります。

 

長井市の名誉市民である長沼孝三の作品が展示されることは、長井市民にとって誇らしいことであり、多くの方々にご覧いただける絶好の機会です。ぜひ、足を運んでいただき、芸術に触れるひとときをお楽しみください。なお、事務局長である後藤の作品も同じ会場に展示されていますので、お見逃しなく!


◻︎会期:9月1日(日)〜9月16日(月・祝)10:00-17:00

◻︎会場:東北芸術工科大学 THE TOP(map A)

◻︎料金:無料

◻︎種別:みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024/現代山形考/展示

◻︎みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024

◻︎アーティスト紹介_長沼孝三

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長沼孝三彫塑館・県指定文化財 丸大扇屋・市指定文化財 小桜館

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