文教の杜ながい

春の収蔵品展

冬の間、西山を覆っていた雪が融け、川から市内の水路を巡って長井に春の訪れを告げます。この豊かな自然風土で感性を育んだ郷土作家たちは、いつの時代も、豊かな故郷の自然を芸術作品として表現してきました。また、その水は最上川に合流し、舟運によって多くの恵みを長井にもたらしました。江戸時代当初からこの地に居を構えた長沼忠兵衛が、11代にわたって商いを営んできた旧丸大扇屋はその歴史を象徴するものであり、多くの民具資料がその暮らしぶりを現代に伝えています。

 この春、2期に渡って開催する収蔵品展を通じて、長井の特色ある地域文化の魅力を探ります。

前期『郷土作家の描いた春』

□ 2023/4.1(Sat)ー5.7(Sun)|休館日:月曜日

□ 10:00ー17:00|入館は16:30まで

□ 丸大扇屋(内蔵、新蔵)

 

文教の杜に収蔵された掛軸や油彩画などの美術品から、春を表現した作品を紹介します。

渋谷円吉「長井十景其ノ三・早春の朝日岳」


後期『丸大扇屋330年の歴史』

◇ 2023/5.12(Fri)ー6.11(Sun)|休館日:月曜日、5/31(水)

◇ 10:00ー17:00|入館は16:30まで

◇ 丸大扇屋(内蔵、新蔵)

 

丸大扇屋に残された民具や解説パネルなどを展示し、長沼家の歴史を紹介します。

獅子の飾り


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一般財団法人 文教の杜ながい

長沼孝三彫塑館・県指定文化財 丸大扇屋・市指定文化財 小桜館

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