動物、縄文、暴走ロボット、幽霊、様々な視点でみる長井の未来
かつて舟運は、長井に経済だけでなく文化的な交流も生み出してきました。交通が代わり、情報化が進み、舟運時代とは大きく価値観が変容した現代で、文化交流の機会を創出すべく、アーティストレジデンスが始動しました。また、本企画は、(一財)文教の杜ながいが今年度から掲げるテーマ『新たな文化的価値の創造』を共有し、文化財を守りながら新たな活用を模索する試みです。
○Artist_佐々 瞬
現代アート作家の佐々瞬が、約一ヶ月間の滞在の中で、変わりつつある生態系を見つめ、文教の杜や友の会と芸術の存在意義を考えます。成果発表となる本展では、出会い、発見、逡巡を経て、フィクションを織り交ぜながら、未来の長井をかたちにします。現代を生きるアーティストと共に、私たちの暮らしと長井のこれからを考えてみましょう。
▷Profile
1986年宮城県生まれ。
2009東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。東京造形大学卒業。現在、仙台を拠点に活動。「過去/未来」の出来事や記憶を、常に更新され続け得るものとして扱い、「今」をあらゆる可能性へと切り拓く試みを一貫しておこなう。近年は東日本大震災で半壊した宮城県沿岸部・新浜の住宅を借り受け、アーティストや建築家らを招聘する、ごくプライベートなレジデンスプログラムなど企画する傍ら、2015年にスタートした追廻地区のリサーチを継続するなど、地域に根ざした活動を行っている。
期 間|9月27日(火曜日)〜 11月13日(日曜日)
開館時間|10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日|月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、9月30日(月末休館)
会 場|丸大扇屋
料 金|無料
主 催|文教の杜 友の会
共 催|一般財団法人 文教の杜ながい
丸大扇屋で開催中の展覧会「未来、もしくは架空の長井のこと」を制作した、現代美術家の佐々瞬さんご本人が、長井での滞在秘話や作品制作の舞台裏を赤裸々に語ります。
日 時|11月13日(日曜日)
開催時間|14:00~15:30
会 場|丸大扇屋
料 金|無料
※先着20名様(予約不要)