暮らしを彩る 日本画家・池田秧青展

 この度、山形県長井市出身の日本画家・池田秧青(生誕120 年)の、没後初となる地元での展覧会を開催致します。池田秧青は1900 年長井市高野町に生まれ、25歳で画業を志し上京して以降、菊池華秋や川崎小虎に師事し日本画を学びました。1953 年以降は創造美術会に所属し、東京都知事賞を受賞するなど高く評価されました。一方で掛軸や障壁画なども数多く手掛け、仏画から花鳥風月まで日本画の伝統的なモチーフを幅広く描きました。色彩豊かで柔らかなその画風は今も人々に愛され、暮らしを鮮やかに彩っています。

 本展では、長井市在住の個人が所有する池田秧青作品の中から、掛軸や屏風など約20 点を展示し、67 年に渡る画業とその魅力をご紹介いたします 。

 

期間|2020年9月8日(火)~ 11月8日(日)

時間|10:00〜17:00(入館は16:30まで)

休館日|月曜日・月末日(月曜日が祝日の場合は翌日)

会場|丸大扇屋 内蔵|新蔵

料金|無料

池田秧青(いけだ・おうせい)1900 - 1992

 

山形県左沢出身の日本画家・菊池華秋に師事し日本画を学ぶ。1953 年以降、創造美術会に所属し、1957 年創造美術会賞、1967 年「狩猟」で東京都知事賞を受賞。1977 年東京泉画廊、1977 年1988 年長井市民文化会館など、多くの個展を開催した。

展示風景

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