特設コーナー
長沼孝三作品のタイトルを考えよう
「ありうべからざる怪」「話が合わない」など、長沼孝三作品の中でも「怪」の連作は造形もさることながら、その意味深なタイトルにも鑑賞者を惹きつける魅力があります。そこで今回、ご来場の方々それぞれの視点から長沼作品のタイトルを考案していただくコーナーを設けました。作品の写真を観察していただき、どのようなことを表現しようとしたのか想像したり、ご自身が受け取った印象をもとにして、ふさわしいタイトルを名付けてください。
●丸大扇屋・新座敷に設置されたアンケート用紙にご記入いただくと、彫塑館受付にて記念品と交換させていただきます。
A
Aの作品
材質:セメント/大きさ:高さ1350×縦300×横440mm
頭から足まで布に包まれた人物が、少し腰を落とし、前方に荷重を掛けるように佇んでいます。表情は柔らかく、右手は親指と人差指で輪を作り、左手は手のひらをこちらに向けています。
B
Bの作品
材質:セメント/大きさ:高さ1550×縦700×横1000mm
コートのような長い服を着た人物が、傾いた台の上に立っています。左右に広げられた腕は丸く曲がり、指先まで伸びて上に向けられています。顔も上を向き、大きく胸を張っています。
寄せられた回答をご紹介
A
寒女
さむそうな人
慈しみ
冷静 祈
祈り
慈愛
銭菩薩
そう、それでいいのよ
聖母像
いいんだよ
如来
観音菩薩の女
B
勇気
うたう人
大いなる喜び
未来
希望
感謝
電波
天よ!
大き~く息を吸って…
脱獄
次の、ステージへ
オーソレミヨ
大気を感じる男
●AとBの作品は、長沼孝三彫塑館にて展示中です。ぜひ実物をご鑑賞いただき、作者本人が名付けたタイトルを確かめにいらしてください。