文教の杜が保管する県指定文化財・丸大扇屋の家屋敷や、古文書、掛け軸等の貴重な資料について『見て』『触れて』『学び』、日本の歴史や文化の魅力を再発見する2日間です。
主催:(一財)文教の杜ながい
助成:(公財)山形県生涯学習文化財団
山形県指定有形文化財である丸大扇屋の家屋敷をスケッチし、最後に簡単な講評会を行う体験会です。家屋敷の特徴を学び、建造物を含む風景描画の基本やコツを学びます。
日 時|9月25日(土)10:00~12:00
定 員|10名
参加費|500円
会 場|丸大扇屋
講 師|松崎綾子 さん(画家)
講師紹介
松崎綾子さん
東北芸術工科大学で日本画を学び、現在は山形県長井市を拠点に制作活動をしています。同市で活動するアートコレクティブ『アメフラシ』のメンバーとしても多様な活動を展開しています。東北芸術工科大学非常勤講師としてデッサンの指導を行なっています。
文教の杜が保管する古文書を活用し、その扱いから簡単な読解までを体験する、古文書入門ワークショップです。
日 時|9月26日(日)10:00~12:00
定 員|10名
参加費|500円
会 場|丸大扇屋
講 師|鈴木祥子 さん(文教の杜職員)
・古文書に実際に触れながら、取り扱い方を学びます。
・解読する際の下準備を学びます。
・字典を用いて簡単な解読を行います。
講師紹介
鈴木祥子さん
東北芸術工科大学の歴史遺産学科を卒業し、卒業研究では文教の杜に収蔵された古文書を研究しました。現在は文教の杜ながいで職員として勤務。学芸員資格を持ち、日常的に古文書や美術品の調査や整理を行なっています。
屏風や掛け軸、障壁画など、日本の居住空間などを彩ってきた表装文化。今回はその真髄といえる『裏打ち』の技法を体験し、表装の基本などを学習します。
日 時|9月26日(日)13:00~16:00
定 員|10名
参加費|500円
会 場|小桜館
講 師|四釜武 さん(表具師)
・今回は半紙(33.4×24.3cm)縦サイズの和紙を裏打ちします。
・ご自身で制作された書作品をお持ちいただいてもかまいません。
【※注:制作に用いた素材によっては、裏打ちの際に滲んだり散ったりすることがあります(練習用の墨汁など)ご確認の上お持ちください。】
・半紙に写真を印刷することもできます(縦構図)。お好みの写真データをお送りください。
【bunkyou@e.jan.ne.jp】まで。
・ほか、お問い合わせは上記アドレスまでお寄せください。
講師紹介
四釜武さん
山形県長井市にある四釜表具店の3代目。鎌倉で修行を積み、第25回技能グランプリ『表具』部門で第1位に輝きました。表装のみならずインテリアや内装も手掛け、常に技術を磨き続けています。